#いつのまにか
11 分前
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いつの間にか、娘はばあちゃんの背丈を軽々と追い越していた。
ついこの間まで、見上げるようにしてその顔を眺めていたはずなのに。時間というものは、僕たちが気づかないうちに、ずいぶん遠くまで歩いていってしまうらしい。
その成長はもちろん嬉しい。
ただ、こうして二人が笑いながら戯れる姿を、あと何度見ることができるのだろう。そんなことを、ふと思ったりする。
たぶん、答えなんて誰にも導けない。
だから、照れたり、遠慮したりするのはもうやめよう。
会えるときに会い、伝えられるときに伝える。
親孝行というのは、案外そういう小さなことの積み重ねなのかもしれない。





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